DeNA伊藤光が移籍後初の盗塁阻止&ヒット 肩とバットで地元ファンに挨拶
9日にオリックスから電撃トレード
■DeNA – ヤクルト(16日・横浜)
9日にオリックスからDeNAへトレード移籍した伊藤光捕手が16日、本拠地ヤクルト戦で移籍後初の盗塁阻止とヒットで、地元ファンにアピールした。
後半戦初戦となったこの日。伊藤は「7番・捕手」で初スタメン出場を果たすと、2回に見せ場を作った。先頭・雄平の痛烈な打球がマウンド上の先発バリオスを襲う内野安打に。バリオスはまさかの途中交代となった。2番手・武藤祐太に代わった直後、西浦直亨の打席で一塁走者の雄平が二盗を試みた。
すると、伊藤は捕球するなり、二塁へストライク送球。二塁ベース上に構える遊撃・柴田竜拓は余裕を持って滑り込む雄平にタッチし、アウトに仕留めた。
直後の2回裏には、2死走者なしの場面で打席に立つと、ヤクルト先発の小川泰弘からセンター前へ鋭い打球を運び、移籍後初ヒットを記録した。
正捕手としての活躍を見込まれ、DeNAに移籍してきた伊藤が、地元ファンの目の前で早くもその片鱗を見せつけた。
(Full-Count編集部)