球宴マチャドのトレード間近と米報道 フィリーズ、ドジャースらが有力候補
早くても球宴終了後の20日か
7月31日にウエーバー手続きを経ないトレードの期限が迫る中、メジャーでにわかに動きが活発化の様相を呈している。今夏トレード市場の目玉と目されるオリオールズ遊撃のマニー・マチャドが移籍間近だと16日(日本時間17日)、米スポーツサイト「ファンクリッド」のジョン・ヘイマン記者ほか複数の地元メディアが報じている。
三塁手としてゴールドグラブ賞を2度受賞している名手が、ついに新天地へ動きそうだ。今オフでフリーエージェント(FA)となるマチャドは、今夏トレード市場の目玉としてシーズン序盤から注目を浴びていた。オリオールズは今季前半戦を終えて28勝69敗と大きく負け越しており、チームは早くも来季以降を見据えた再建モードに。若手有望株を手に入れるためにも、攻守で一流のマチャドをトレードに出すことは、ほぼ確実視されている。
報道によれば、移籍先として有力視されているのは、フィリーズ、ドジャース、ブルワーズの3チーム。中でもフィリーズは、MLB.comが球団内でNO2プロスペクトに挙げる右腕アドニス・メディーナを放出する用意があると伝えられている。
17日(同18日)にワシントンDCで開催されるオールスターに出場するマチャドだが、ヘイマン記者によると「球宴にはオリオールズのユニホームを着て参加する」ということで、トレードが成立するのは早くても18日(同19日)以降となりそうだ。
後半戦は19日(同20日)からスタート。いよいよメジャーのトレード市場が騒がしくなりそうだ。
(Full-Count編集部)