大谷翔平の活躍で、18歳166キロ右腕が二刀流に未練?「フロントの意向だから」
「オールスター・フューチャーゲーム」で161キロ超えを連発したグリーン
「オールスター・フューチャーゲーム」で100マイル(約161キロ)超えのファストボールを連発し話題をさらったレッズの右腕ハンター・グリーン投手。高校時代は投打の二刀流で注目を集め、MLB後には自身の希望もあり投手に専念した“元二刀流”の18歳が、二刀流でメジャーを圧巻しているエンゼルス大谷翔平投手について語っている。米紙「USAトゥデイ」電子版が報じている。
ノートルダム高校時代は投手として100マイル(約161キロ)を計測し、登板以外では遊撃を守りホームランを連発するなど二刀流として注目を浴びたグリーン。15日(日本時間16日)にワシントンのナショナルズ・パークで行われた「オールスター・フューチャーゲーム」では103.1マイル(約165.9キロ)を記録するなど100マイル(約161キロ)を連発し注目を集めた。
記事では“元二刀流”のグリーンが、開幕から投打の二刀流で活躍を見せる大谷について「彼は実にスペシャルなことをしている。マウンドと打席に立った時の彼の活躍は素晴らしいことだよ」と賛辞を送っていることをレポート。まだ、実際に会ったことはないが、メジャーの舞台で二刀流を成功させている“先輩”の活躍を称えている。
グリーンはプロ入り後に打者としての練習はしておらず投手1本でメジャー昇格を目指している。大谷の活躍を見て打者を断念したことを後悔しているかを問われると「彼はメジャーリーガーで、僕はまだ1Aでプレーしているだけだから。取り組まないといけない点がたくさん残っているからね」と、大谷とは立場が違うことを強調したが「正直言って、僕が決めたわけではないんだ。フロントオフィスの意向だからね」と、少し未練が残っている様子を伝えている。
(Full-Count編集部)