西武・辻監督、十亀の松田“恐怖症”にあ然「本当に打たれる。いい加減…」
6回にソロ本塁打を被弾し「松田の本塁打が1番痛かった」
■ソフトバンク 6-1 西武(17日・ヤフオクドーム)
西武は連敗での後半戦スタートとなった。17日、敵地ヤフオクドームでのソフトバンク戦。前夜21被安打16失点で大敗していた西武は、この日も先発の十亀が初回から3失点。打線もソフトバンク先発の石川を捉えられずに1-6で敗れた。
初回、十亀は先頭の上林に二塁打を許すと、2死一、三塁で内川に左中間への適時二塁打を浴びて先制点を献上。さらに牧原にも適時二塁打を許して、いきなり3点を奪われた。その後は立ち直りを見せていたものの、6回に“天敵”松田に今季4発目となるソロ本塁打を被弾しリードを広げられた。
試合後の辻監督も、この松田の一発を悔やんだ。この日で通算40打数24安打8本塁打、打率.585とされた十亀。「3-1で勝負になるかと思っていたけど、松田の本塁打が1番痛かった。本当に打たれるね、あいつは。もういい加減ちょっと…。あれだけ踏み込まれると打たれる。しっかりインコースに投げ切らないと、勝負にもならないということ」と、あまりの相性の悪さに、指揮官もあ然としていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)