大谷の1号→可愛すぎる「サイレントトリートメント」、前半戦ベストHRに選出
衝撃の1号はその後の「サイレントトリートメント」で伝説に“昇華”?
二刀流のスーパースターが放った衝撃的な一発は、その後の抱腹絶倒な展開で伝説へと“昇華”した。
ダイヤモンドを1周してダグアウトに向かった大谷はヘルメットを脱ぎ、喜びを分かち合おうとしていた。だが、チームメートは顔色一つ変えずにフィールドを見つめている。両手でハイタッチのジェスチャーを続けた大谷だが、誰も反応してくれない。たまらず大谷はイアン・キンズラー内野手に抱きついた。キンズラーは思わず爆笑すると、荒々しく殊勲の男を抱きしめる。チームメートはこれに続き、もみくしゃにしながら祝福した。
二刀流の記念すべき第1号、そして、メジャー恒例の「サイレント・トリートメント」。大谷の可愛すぎる反応は全米でも大ニュースになっていたが、エンゼルスファンから圧倒的な支持を受けて、前半戦のベストホーマーとなっている。
一方、現時点での2位はマイク・トラウト外野手が6月11日(日本時間12日)の敵地シアトル戦で放った459フィート(約139.9メートル)弾で、3位は大谷が5月8日(同9日)の敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ戦前の打撃練習で放った伝説の3階席弾となっている。4位は4月4日(同5日)の本拠地インディアン戦で延長13回にザック・コザート内野手が放ったサヨナラソロ弾が選ばれた。
4つの候補のうち2つが大谷。しかも、1つは打撃練習での柵越えと、やはり注目度は抜群に高い。