早実、日本文理…各地で相次ぎ敗れる強豪校&注目校、甲子園への道は険しい
昨夏代表の日本文理は4回戦で新潟に敗れる
○新潟
日本文理(昨夏):4回戦敗退
昨夏の代表校で、今春の県大会でも優勝した日本文理。優勝候補の大本命とされていたが、4回戦で新潟に3-5で敗れた。初回にいきなり3点を先制されると、追い上げながらも、同点にすることが出来ず。新潟の3投手の継投にかわされ、2年連続の甲子園への道は途絶えた。
○岐阜
県岐阜商:3回戦敗退
昨夏まで熊本・秀岳館を4季連続で甲子園に導いた鍛治舎巧監督が今春から指揮官に就任した県岐阜商。6年ぶり29回目の夏の甲子園出場を目指したが、3回戦で市岐阜商に3-9で敗戦。同点で迎えた7回に3点、8回にも4点を奪われてリードを広げられた。
○三重
三重(選抜):1回戦敗退※
今春の選抜でベスト4に進んだ三重。優勝候補の大本命と目されていたが、まさかの1回戦で敗退となった。夏2回春2回の甲子園出場経験のある古豪・松阪商に序盤にリードを奪われて、2-5で敗戦。松阪商には春季県大会地区予選でも敗れていた。
津田学園(昨夏):2回戦敗退※
昨夏の代表で今春の県大会で優勝していた津田学園も、初戦で姿を消した。2回戦からの登場となったが、1955年に甲子園で優勝経験のある四日市に6-7で敗戦。延長戦にもつれ込む激戦の末、延長12回に決勝点を奪われてサヨナラ負けを喫した。
○愛媛
松山聖陵(選抜):2回戦敗退※
今春の選抜出場校である松山聖陵だが、初戦の2回戦で実力校の新田に敗戦。2回に1点を先制したが、その直後に3点を奪われて逆転を許すと、4回にも2点を加えられると、ビハインドを跳ね返せずに、初戦敗退となった。
○北福岡
東筑(昨夏、選抜):2回戦敗退※
2季連続で甲子園に出場していた東筑が、まさかの初戦敗退となった。北九州と2回戦で対戦すると、初回にいきなりエース石田が3失点。4回までに4点ビハインドとなると、最後まで追いつくことが出来ず。3季連続の甲子園出場を目指したが、あまりに早く夏を終えることになった。勝った北九州は勢いに乗り、ベスト4まで勝ち上がっている。
九州国際大付:2回戦敗退
春の九州大会を制し、東筑とともに優勝候補に挙げられていた九州国際大付も、まさかの2回戦で姿を消した。若松と対戦し、3回に4点を奪ってリードしたが、勝利目前の9回に一挙に5失点。逆転を許して敗退し、8度目の夏の甲子園出場はならなかった。