早実、日本文理…各地で相次ぎ敗れる強豪校&注目校、甲子園への道は険しい
熊本では文徳、九州学院、秀岳館とシード校が次々に敗退
○南福岡
福岡工大城東:2回戦敗退※
春3回夏2回の甲子園出場実績を持つ福岡工大城東だが、まさかの初戦敗退となった。2回戦で純真と対戦。終盤までリードを奪っていたが、8回に一挙に4点を与えて、逆転負け。2006年以来の夏の甲子園出場はならなかった。
○佐賀
伊万里(選抜):2回戦敗退※
21世紀枠で今春の選抜に出場した伊万里。春の九州大会でも8強に進んだが、夏は初戦敗退に。昨夏も4強に進んでいた強豪の佐賀工に、2回戦で3-4で敗戦。両チーム2点ずつを奪い合って延長戦に突入。11回表に1点を勝ち越したが、その裏に追いつかれると、延長12回裏に力尽きサヨナラ負けとなった。
○熊本
文徳:2回戦敗退※
昨秋、今春の県大会を共に制して優勝候補に挙げられたが、初戦で姿を消した。2003年に夏の甲子園に出場している実力校の必由館と2回戦で戦い6-7で敗れた。5点をリードされる苦しい展開となったが、2度同点に追いついたが、勝ち越すことが出来ずに競り負けた。
九州学院:2回戦敗退※
第1シードの文徳が敗れた翌日に、第2シードの九州学院も敗退。秋、春の県大会でともに文徳に敗れていた九州学院だったが、2回戦で実力校の東海大星翔に0-4と1点も奪えず。熊本は優勝候補の2校が相次いで破れる波乱となった。
秀岳館(昨夏):3回戦敗退
昨夏まで4季連続で甲子園に出場していた秀岳館は、3回戦で強豪の熊本工にコールド負けを喫した。鍛治舎巧監督が退任し、新体制で迎えた夏。初回に4点を先制されると、4回にも5点を奪われて大差をつけられ、7回コールド負けとなった。
○宮崎
延岡学園(選抜):2回戦敗退※
今春の選抜出場校だった延岡学園も初戦の2回戦で敗退した。2012年に夏の甲子園に出場している宮崎工と戦い、延長12回にもつれ込む激戦の末に敗れた。5-5で延長に突入。12回表に3点を奪われ、その裏に2点を返したが、あと1歩及ばなかった。
○鹿児島
神村学園(昨夏):2回戦敗退※
昨夏の代表校で2年連続の甲子園出場を狙った神村学園は、2回戦で加治木工に敗れて初戦敗退となった。2点リードの6回に3点を失って試合をひっくり返されると、7回にも2点を奪われてリードを広げられた。
(Full-Count編集部)