大谷翔平、米殿堂に寄贈したキャップは「現代野球」コーナーの「ハイライト」

米野球殿堂に寄贈された大谷翔平の初登板時着用の帽子【写真提供:Milo Stewart Jr./National Baseball Hall of Fame.】
米野球殿堂に寄贈された大谷翔平の初登板時着用の帽子【写真提供:Milo Stewart Jr./National Baseball Hall of Fame.】

クーパーズタウンに寄贈された投手デビュー戦のキャップ、その紹介文は…

 エンゼルスの大谷翔平投手はメジャー1年目の前半戦で圧倒的な能力を見せつけた。指名打者として45試合に出場し、打率.283、7本塁打、22打点をマーク。投手としても、右肘靭帯損傷で離脱するまで、9試合に先発して4勝1敗、防御率3.10という好成績を残した。ルーキーシーズンにして、米国野球殿堂でも「日本の鬼才はメディアの凄まじい期待通り」と絶賛されている。

 米国野球殿堂があるニューヨーク州のクーパーズタウン。殿堂にはメジャーの歴史を彩ってきた記念のグラブやバットなどが納められている。球史に名を残す名手の用具、名場面を見届けた用具などが陳列されているが、ルーキーイヤーの大谷の“グッズ“も早くも殿堂入りしている。

 4月1日の敵地アスレチックス戦で着用したエンゼルスのキャップだ。この試合は大谷の初先発登板試合だった。そして、赤いベースボールキャップの隣にはこんな紹介文が添えられている。

「Shohei Ohtaniのキャップ 2018年4月1日に大いに期待されていたメジャーリーグで投手としてのデビューを飾った際、オオタニはこのキャップを被った。オーランド相手に7-4での勝利を収めたエンゼルスのために、6回を投げた。多彩な球種の兵器庫とともに、23歳の日本の鬼才はメディアの凄まじい期待に応えた。わずか3安打で3失点に抑えた」

 メジャーの歴史が刻まれている野球の聖堂で、「投手・大谷」は称賛を浴びている。

大谷キャップは「トゥデイズ・ベースボール(現代野球)」の最終ケース

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