17地区で4強決まる 62年ぶり&84年ぶり甲子園目指す古豪も…

17大会で4強が決定、62年ぶり&84年ぶり甲子園目指す古豪も…
17大会で4強が決定、62年ぶり&84年ぶり甲子園目指す古豪も…

11年連続代表の聖光学院、7年連続代表の作新学院も

 第100回全国高等学校野球選手権は19日、各地で熱戦が繰り広げられ、11地区でベスト4が出揃った。新たに準決勝進出校が決まったのは、南北海道や青森など。7月18日までにベスト4が決まっていた北北海道や南北埼玉、南北福岡、沖縄も含めて17地区でベスト4が決まった。

 南北海道では駒大苫小牧が北海との強豪校対決を制してベスト4に進出。北照、札幌日大、北海道栄が準決勝に進んだ。青森では2年ぶり9度目の甲子園を狙う八戸学院光星、2年連続12度目の出場を狙う青森山田が順当に4強まで進んだ。

 福島ではともに初の出場を狙ういわき海星と湯本が準決勝進出。昨夏まで11年連続で代表となっている聖光学院の牙城を崩すことが出来るか。栃木でも8年連続の代表を目指す作新学院が4強入り。宇都宮工、青藍泰斗、白鴎大足利が打倒・作新を狙う。

 南埼玉ではともに初の夏の甲子園出場を目指す川口と川越東が準決勝へ。北埼玉では34年ぶりの甲子園出場を狙う上尾、香川では84年ぶりの甲子園を目指す高松、北福岡では62年ぶりの聖地を目指す小倉が、それぞれベスト4まで勝ち上がっている。

 全国各地で準決勝まで勝ち上がっている高校は以下の通り。()内は甲子園出場を掴んだ場合の出場回数。

○北北海道(7月18日に4強決定)
北見北斗(初)
旭川大(9年ぶり8度目)
旭川実(8年ぶり4度目)
クラーク国際(2年ぶり2度目)

○南北海道
駒大苫小牧(11年ぶり8度目)
北照(5年ぶり4度目)
札幌日大(初)
北海道栄(43年ぶり2度目)

○青森
八戸学院光星(2年ぶり9度目)
聖愛(5年ぶり2度目)
弘前工(29年ぶり4度目)
青森山田(2年連続12度目)

○岩手
花巻東(3年ぶり9度目)
一関学院(8年ぶり7度目)
盛岡大付(3年連続11度目)
盛岡市立(初)

○福島
聖光学院(12年連続15度目)
福島商(18年ぶり9度目)
いわき海星(初)
湯本(初)

○栃木
宇都宮工(32年ぶり5度目)
作新学院(8年連続14度目)
青藍泰斗(28年ぶり2度目)
白鴎大足利(10年ぶり4度目)

○北埼玉(7月18日に4強決定)
花咲徳栄(4年連続6度目)
上尾(34年ぶり5度目)
昌平(初)
滑川総合(20年ぶり2度目)

○南埼玉(7月18日に4強決定)
浦和学院(5年ぶり13度目)
川口(初)
川越東(初)
聖望学園(9年ぶり4度目)

○山梨
山梨学院(3年連続8度目)
甲府工(12年ぶり9度目)
東海大甲府(3年ぶり14度目)
帝京三(初)

○長野
佐久長聖(2年ぶり8度目)
上田西(3年ぶり3度目)
松本国際(14年ぶり4度目)
岡谷南(初)

○香川
観音寺一(初)
英明(7年ぶり3度目)
丸亀城西(13年ぶり5度目)
高松(84年ぶり5度目)

○北福岡(7月17日に4強決定)
小倉(62年ぶり11度目)
飯塚(6年ぶり3度目)
北九州(初)
折尾愛真(初)

○南福岡(7月17日に4強決定)
沖学園(初)
福岡大大濠(29年ぶり4度目)
九産大九州(17年ぶり2度目)
香椎(初)

○長崎
創成館(3年ぶり2度目)
長崎商(2年ぶり8度目)
海星(4年ぶり18度目)
佐世保工(35年ぶり5度目)

○熊本
東海大星翔(35年ぶり2度目)
必由館(15年ぶり2度目)
熊本工(5年ぶり21度目)
球磨工(初)

○宮崎
富島(初)
宮崎工(6年ぶり4度目)
日南学園(2年ぶり9度目)
日章学園(16年ぶり2度目)

○沖縄(7月16日に4強決定)
糸満(7年ぶり2度目)
北山(初)
興南(2年連続12度目)
嘉手納(2年ぶり2度目)

【表】日本有数の激戦区・神奈川でもベスト16が決定! 南・北神奈川大会のトーナメント表

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