大谷翔平、“25歳以下オールスター”に 米メディア選定「最も驚くべき選出」
米スポーツサイト「ブリーチャーレポート」が仮想チームを選出
MLBの祭典オールスターゲームが17日(日本時間18日)、ワシントンDCのナショナルズ・パークで行われた。両軍合わせて史上最多となる計10本塁打が飛び交い、延長戦にもつれ込む大熱戦となった末に、アメリカン・リーグが8-6で勝利した。
メジャーリーグを代表する好投手と強打者たちの夢の対戦の数々が実現し、ファンを魅了したオールスターゲーム。この夢の球宴を受けて、米スポーツサイト「プリーチャーレポート」では「ブリーチャーレポート選出、25歳以下のMLBオールスターゲーム、どちらのリーグの若いスターたちが勝利するだろうか?」と題した特集を組み“25歳以下のMLBオールスター”を選出した。
「現時点で25歳以下に限定」
「アメリカンリーグ、ナショナルリーグともに25人の選手でチームは構成され14人が野手、11人が投手という設定。スターティングラインアップには2018年に当該ポジションで最低1イニングプレーした8人とするが、ベンチメンバーのバランスは問わない」
「怪我で離脱中の選手も含めるが、今季のWARで十分な成績を残している必要がある」
「ロースターは月曜日の時点における、2018年のファングラフスのWARランキングを基に選出する」
「同点の場合、通算WARで選出」
以上のような条件の下で選手を選出し、アメリカンリーグの投手部門では、エンゼルスの大谷翔平投手が選出された。現在24歳で、選手の価値を示すセイバーメトリクスの指数「WAR」が今季「2.1」を記録している。
右肘内側側副靭帯損傷で、投手としては戦列を離れている大谷だが、あえて、その投手での選出に。「ブリーチャーレポート」も記事の中で「最も驚くべき選出はロサンゼルス・エンゼルスのショウヘイ・オオタニである」と記し「彼は二刀流として活躍していたが、肘の問題により離脱し、打撃でアナハイムに戻ってきた。しかし、6月6日以降投げていない。この24歳は再びメジャーでマウンドに立つと推測されるため、彼の打者と投手のWARを合わせた結果、彼を選出した」と結論づけた。
将来を嘱望される若手選手たちの中でも、仮想とはいえオールスターチームに選出された大谷翔平。日本から海を渡った奮闘する二刀流右腕は、やはりアメリカでも高く評価を受けている。
(Full-Count編集部)