両校計34得点の壮絶乱打戦 日大鶴ケ丘が19-15で明大中野八王子を下す
初回から両校が大量点を奪い合う波乱の展開に
第100回全国高等学校野球選手権記念大会は20日、各地で地方大会が行われた。西東京では5回戦が行われ、日大鶴ケ丘と明大中野八王子が激突した一戦は、両チーム合わせて34得点を奪い合う壮絶な乱打戦に。両校一歩も譲らぬシーソーゲームは、19-15で日大鶴ケ丘に軍配が上がった。
1回から試合が大きく動いた。日大鶴ケ丘が大量7点を先行したが、明大中野八王子はすかさずその裏6点を奪い返す。明大中野八王子はさらに、6-12で迎えた4回に4点、5回には5点を奪って15-12と一度は逆転に成功した。
しかし、日大鶴ケ丘がここから猛反撃。8回に3点を挙げて15-15の同点に追いつくと、さらに9回には4点を勝ち越し、その裏の明大中野八王子の反撃を無得点に抑えて逃げ切った。
西東京はこれで8強が出そろい、2014年以来4年ぶり4回目の甲子園を目指す日大鶴ケ丘は準々決勝で創価と対戦する。