大谷翔平に痛恨被弾…地元初勝利も24歳右腕が猛省「あれは本当に大きな過ち」
サンタモニカ出身ジオリートが大谷称賛「彼はすごくいい打者だ」
ホワイトソックスのルーカス・ジオリート投手は23日(日本時間24日)の敵地エンゼルス戦で豪快な8号ソロ弾を浴びた大谷翔平投手に対する一投を「大きな過ち」と心から悔しがった。その上で「偉大なキャリアを送ることは間違いない」と絶賛している。
LA近郊サンタモニカ出身の24歳右腕が故郷に錦を飾った。「プロとして地元で投げるのは初めて。フィアンセも地元出身なので、チケットを50枚ぐらい確保して、みんな招待したんだ」。そう話した右腕は、6回5安打3失点の力投で挙げた今季7勝目(8敗)に万感の表情を浮かべた。
だが、悔いが残る一投があった。「あれは本当に自分の犯した大きな過ちだ」と振り返ったのは、4回1死走者なしの場面で迎えた大谷の打席だった。カウント2-1から高めに浮いた外角ツーシームを完璧に捉えられた。飛距離435フィート(約133メートル)という特大8号は中堅スタンドへ吸い込まれた。
「スミシー(捕手スミス)は低めのボールを要求していたのに、高めに浮いてしまった。すごく優秀な打者相手に起きてしまった」
試合後、ジオリートは悔しそうに語った。
「彼はすごくいい打者だ。バットが長い間ストライクゾーンに留まっている。自分もやられてしまった。ツーシームをホームランで運ばれてしまった。本当に素晴らしい打者だし、偉大なキャリアを送ることは間違いないよ」
奇しくも大谷とは1994年生まれの“同級生”。初対決した打者・大谷の実力を、右腕は潔く認めていた。
(Full-Count編集部)