大谷翔平、試合前には小児科病院を訪問で笑顔満開 少女と歌い始めるも…
地元テレビのレポーターは動画を公開、英語の歌に「分かんないもん!」
エンゼルスの大谷翔平投手が、特大の9号ソロを放った25日(日本時間26日)の本拠地ホワイトソックスの前に小児科病院を訪問した。米メディアは、子供と一緒に「雪だるま作ろう」を歌おうとしたものの、分からずに大谷が“困惑”する様子の動画も公開。それでも、顔には満面の笑みを浮かべており、本人も試合後に「僕自身も楽しかった」と振り返っている。
エンゼルス戦を中継する地元テレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」で試合後のヒーローインタビューなどを担当するレポーターのアレックス・カリーさんは、ホワイトソックス戦の前にツイッターで1本の動画を紹介した。
カリフォルニア州オレンジ郡にある小児科病院を訪問した大谷とカリーさんが、少女を挟んで座っており、一緒に「雪だるま作ろう」を歌い始めるという内容。「ショウヘイ・オオタニと私は今日、CHOCチルドレンズで小さな友人ができた。彼女は大きくなったら歌手になりたくて、アナと雪の女王が大好きだと言った。だから私たちは『雪だるま作ろう』を一緒に歌い、オオタニも日本語で歌った!」との説明を添えている。
最初は歌にチャレンジした大谷だったが、分からずにすぐに“断念“。水原一平通訳から「歌ってよ」と突っ込まれるものの、「分かんないもん!」と“反論”している。さらに、カリーさんからも指さされたが「分かんないだって!」と、こちらにもなんと日本語で回答。水原通訳に英語で伝えられたカリーさんが納得の表情を浮かべて歌を続けると、大谷はこれを優しく見守り、最後は少女とハイタッチをかわしている。その顔には終始、笑顔が溢れており、メジャーを沸かせる二刀流右腕にとっては貴重な時間となったようだ。
ホワイトソックス戦後、小児科病院への訪問について聞かれた大谷は「いろんな子にあって色々遊んだりしましたけど、僕自身も楽しかったですし、チケットとかも渡せたので、その子たちが来た時にまたいい活躍ができるように頑張りたいなと思います」と話した。
試合では、5回にベテラン右腕シールズから特大の一発を放ち、11-3での勝利に貢献。プホルス、トラウトと初めて同じ試合で本塁打をマークした。グラウンド内外で、大谷の“活躍”が光っている。