ヤ軍ヒックスがまた驚愕送球 “159キロ”キャノンにファン「なんてことだ」
アーロン・ヒックスが9回に159キロのバックホームで試合を締める
ヤンキースのアーロン・ヒックス外野手が見事な“キャノン砲”で試合を締めくくった。26日(日本時間27日)の本拠地ロイヤルズ戦の9回に98.7マイル(約159キロ)のバックホームを披露。圧巻の強肩ぶりをMLB公式サイトの解析システム「スタットキャスト」のツイッターが伝えている。
完璧な本塁送球で締めた。9回2死一、二塁。ロイヤルズのメリフィールドが中前打を放ち二塁走者のゴードンは一気にホームを狙った。だが、中堅手ヒックスは打球を処理すると矢のような送球をホームへ投じ、ゴードンを楽々アウトに仕留めた。
スタットキャストの公式ツイッターは「ゲーム終盤にラリーを引き起こそうとしているのかい? アーロン・ヒックスが守備に就いているときにすることじゃないだろう」と文言を添え、動画を公開。ヒックスの送球は約159キロを計測したことも加えている。
2016年には「スタットキャスト」史上最速となる105.5マイル(約169.8キロ)の驚愕送球で補殺を記録し、大きな話題となったヒックスの強肩。今回も抜群のキャノンを見せつけ、ファンも「ア・リーグでトラウトの次にベストな中堅手」「98マイル? なんてことだ!」と驚きの声を上げている。
さらにこの試合を中継したTV局「WPIX」の実況は「何を考えていたのでしょうか? ヒックスの素晴らしい送球とロマインの素晴らしいタッチプレーです」とコメント。ヤンキース時代の1994年に首位打者を獲得した解説のポール・オニール氏は「ヒックスは素晴らしい肩の持ち主ですからね。ここで一か八か賭けてみるなんてことはしないでしょう」と、指摘していた。