オリックスが11日ぶり白星、連敗「8」でストップ ロメロが決勝打含む5打点
18日の日ハム戦以来の勝利、来日2度目の先発のローチは6回2失点の力投
■オリックス 8-2 日本ハム(29日・札幌ドーム)
オリックスは29日、敵地での日本ハム戦に8-2で勝利し、連敗を「8」で止めた。同点の8回にロメロが決勝打。長いトンネルを抜け、18日の日本ハム戦以来11日ぶりの白星を挙げた。
来日2度目の先発となったローチは3回まで無失点に抑えるも、4回にレアードに先制タイムリーを浴びる。直後の5回、オリックス打線は宮崎のタイムリー、安達の犠飛で逆転するも、ローチはその裏に近藤に同点打を浴びた。
それでも、ローチは6回6安打2失点と2試合連続クオリティスタート(QS、6回以上を投げて自責3以下)でゲームを作り、7回は近藤が3者凡退に抑える。すると、8回に打線が応える。日本ハムの3番手トンキンから先頭の大城が四球を選び、西野の二塁打で無死二、三塁に。ここでロメロがセンターへの2点タイムリーを放ち、勝ち越した。
8回は吉田一が抑えると、9回にはロメロの3ランなどで4点を追加。9回は比嘉が抑えて勝利。オリックスが久々の白星を挙げた。