慶応が10年ぶり18度目の夏甲子園! 8回の猛追を凌いで春夏連続出場へ
桐光学園は松井裕樹以来の甲子園出場を目指すが涙
第100回全国高校野球選手権記念大会は28日、北神奈川大会で決勝を行い、慶応が7-5で桐光学園を下し、10年ぶり18度目の夏の甲子園出場を決めた。
立ち上がりから主導権を握った。慶応は初回、2死一、二塁から敵失策も絡んで1点を先制。2回には1番・宮尾が右翼へ2ランを運び、3回には4番・広瀬のホームランなどで、さらに2点を加え、リードを広げた。終盤にも効果的に加点し、桐光学園投手陣をジワジワ攻めた。
慶応の先発マウンドに上がった左腕・生井は桐光学園打線を寄せ付けず。4回に3番・山田のタイムリーで1失点、8回には代打・鵜澤のソロ弾など2点を追加されたが、気迫のこもったピッチングを披露。8回途中から2番手・渡部がマウンドを継ぎ、何とかリードを守り抜いて、チームを春夏連続出場に導いた。
桐光学園は松井裕樹(楽天)を擁した2012年以来、6年ぶり5度目の夏の甲子園出場を目指し、8回に4点を返す猛追で意地を見せたが届かず。惜しくも決勝で涙を呑んだ。