大阪桐蔭、KKコンビのPL超えた! 大阪大会決勝新記録23得点で甲子園へ

春夏連覇へ向けて!大阪桐蔭が甲子園へ!
春夏連覇へ向けて!大阪桐蔭が甲子園へ!

6回に11連打13点! 4番・藤原は7打数6安打6打点

 第100回全国高校野球選手権記念大会は30日、北大阪大会決勝が行われ、春の選抜大会優勝の大阪桐蔭が23-2で大阪学院大を下し、2年連続10回目の夏の選手権出場を決めた。

 大阪桐蔭は初回、1番・宮崎が初球をたたいて三塁打。2番・青地は2球目を中犠飛と、たった3球で先制。さらに中川、藤原、根尾、石川と4連打で続き、1回に4点を挙げた。その後も攻撃の手を緩めず、10-2で迎えた6回には11連打などで大量13点を挙げる猛打ぶり。23得点は、清原、桑田の「KKコンビ」を擁したPL学園が東海大仰星を17-0で破った1985年の第67回大会を更新する、大阪大会決勝の最多得点記録となった。

 プロ注目の選手がずらりと並んだ“黄金世代”が存分に打ちまくり、主砲の4番・藤原は7打数6安打6打点。弾丸ライナーで右越えに2ラン本塁打を放つなど大爆発し、最高の形で甲子園に乗り込むことになった。

 準々決勝は金光大阪に2-1のロースコアゲーム。準決勝の履正社戦では3-4の9回2死走者なしまで追い込まれながらの逆転勝ち。決して楽な試合ばかりではなかったが、破壊力だけでなく、どんな状況でも負けない強さも身につけた王者が、満を持して聖地へ乗り込む。

【表】春夏連覇へ向けて!大阪桐蔭が甲子園へ! 北大阪大会のトーナメント表

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