登録期限まで2日…7月だけで26選手に動き 駆け込み補強の多さは混戦の証?
セ・リーグはDeNAが積極補強
【セ・リーグ】
○広島
ジョニー・ヘルウェグ(パイレーツ傘下)
曽根海成(ソフトバンク、トレード)
○ヤクルト
古野正人(育成)
○巨人
クリストファー・クリソストモ・メルセデス(育成)
ホルヘ・マルティネス(育成)
○DeNA
中後悠平(ダイヤモンドバックス傘下)
伊藤光(オリックス、トレード)
赤間謙(オリックス、トレード)
田村丈(育成)
○阪神
飯田優也(ソフトバンク、トレード)
歳内宏明(育成)
○中日
福敬登(育成)
ジョエリー・ロドリゲス(オリオールズ傘下)
セ・リーグも7月30日にヤクルトが古野の支配下復帰を発表し、全6球団が7月に入ってから補強を敢行した。巨人は育成選手だったメルセデス、マルティネスを支配下に昇格させ、すでに1軍で戦力となっている。6月に支配下昇格となったアダメスとともに、今季は実に3人の育成外国人を昇格させた。
DeNAはトレードで伊藤光と赤間謙を獲得。伊藤は早速、正捕手となりチームの戦力となっている。阪神はソフトバンクから飯田をトレードで獲得。飯田は先発、中継ぎどちらでも投げられる。左腕はチームにとって不足がちなポジションで、そこを埋める存在だ。30日には歳内を支配下とした。中日も左腕ロドリゲスをチームに加え、崩壊していたリリーフ陣の強化を図った。
登録期限の迫る7月の補強。今季はここまで26選手に動きがあった。2017年はトレードは4件(6人)、育成からの支配下昇格は7人、新外国人加入は2人。2016年はトレードはわずか1件(2人)、育成からの昇格は9人、新外国人加入は5人、2015年はトレードは1件もなく、支配下昇格は5人、そして新外国人加入は6人だった。
過去3年と比べると、今季はやはり各球団の補強がかなり積極的に行われていることが分かる。どの球団にも上位に進出を狙っている意思表示と言えるだろう。果たして、この駆け込み補強がどういった効果を生むか。残り2か月ほどのペナントレースに注目だ。
(Full-Count編集部)