驚異的美技→残念すぎる“珍送球”!? バウンドは「1、2、3、4。4回ですね」
レイズの22歳遊撃手アダメスが痛烈打球にダイビングも…
レイズのウィリー・アダメス内野手が1日(日本時間2日)の本拠地エンゼルス戦で豪快なダイビングキャッチを見せたものの、その後の送球が残念すぎたとして話題となっている。思わず本人も笑ってしまった“珍送球”をMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」もツイッターで紹介している。
レイズが1点ビハインドで迎えた4回だった。1死走者なしでエンゼルスのアップトンが放った打球は、三遊間への痛烈なゴロだった。レフト前に抜けるかも思われたものの、22歳のルーキー遊撃手アダメスが驚異的な反応を見せてダイビング。ボールに食らいついた。
三遊間最深部で見事にグラブに収めると、すぐに立ち上がり、一塁へ送球。しかし、ボールは……投げてすぐのところでまず1バウンドし、一塁手のバウアーズのグラブに届くまでにさらに3バウンド。最後は力ないボールとなってしまい、アップトンは悠々と一塁を駆け抜けて内野安打となった。
まさかの送球に、投げたアダメスも膝に手をついて思わず“爆笑”。地元テレビ局「FOXスポーツ・サン」の解説者は「数回バウンドしました。3回です。見てみましょう。1、2、3、4。4回ですね」と、リプレーを見ながら丁寧にバウンド数を再確認。実況は「フッフフフ」と笑いをこらえきれず、「ユーモアがあるのは良いことです。アダメスにはあります」と“称賛”した。
また、「Cut4」は公式ツイッターで「ウィリー・アダメスが守備範囲の広さを見せる。彼の送球がもっと良ければいいのだが……」との文言を添えて動画を紹介。すると、ファンからも「あの4回のバウンドはキャノンから出たんだ」「彼が笑い飛ばしていたのが良いね」などと“擁護”のコメントが。ノーバウンド送球でも間に合っていなかった可能性は高く、「完璧な送球なら確実にアウトを取れるなんて考えてはいけない」という声もあった。
アダメスはこの試合、同点タイムリーに貴重な追加点をもたらすソロ本塁打と打撃で活躍。7-2での勝利に大きく貢献しただけに、「彼はパワーも見せつけたから、それで十分さ」と満足げなファンもいた。