日本圧勝、長崎が3ラン2本の6打点と大暴れ 指揮官も評価「仕事してくれた」

3ランホームラン2本と活躍したソフトボール日本代表・長崎望未【写真:細野能功】
3ランホームラン2本と活躍したソフトボール日本代表・長崎望未【写真:細野能功】

ボツワナに20-0の3回コールド勝ち

 地元で4年ぶり4度目の世界一へ、日本が2戦目も圧勝した。世界女子ソフトボール選手権で、予選リーグB組の日本(世界ランク2位)はボツワナ(世界ランク33位)に20-0の3回コールド勝ち。世界選手権初登板の18歳・勝俣美咲が好投し、打線は5本塁打20得点と大爆発した。

 初戦の山田恵理の先頭打者アーチに続いて、この日打線に勢いをつけたのは5番の長崎望未(トヨタ自動車)。初回2死から中越え先制3ラン。「対戦がなく、どんな球筋かもわからないので、積極的な気持ちで打席に入った」と第1戦の山田同様に初球を叩いた。3回にも再び中越えに2本目の3ランで6打点。打者一巡どころか打者2巡で1イニング13得点の猛攻につなげた。

「初回の長崎の(3ランが)大きかった。しっかり仕事をしてくれた」と宇津木麗華監督。愛らしいルックスで女子ソフト界の人気者だが、実力も折り紙つき。昨年は左肘や手首のケガで出遅れたものの、実業団1年目から打点王、本塁打王の強打者だ。世界選手権も3度目の出場となる。

 4日はオーストラリアを破った中国との対戦で「エースが投げてくると思う。1打席に2球も3球も、甘い球は来ないと思うので、ストライクをしっかり振り、つり球のボールを見極めていく」と気持ちを入れ直していた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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