大谷、衝撃の2打席連発 角度36度の左飛かと思われた飛球と…135Mの完璧弾

2打席連続アーチを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
2打席連続アーチを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

1打席目は高々と舞い上がった打球、2打席目は打った瞬間にそれと分かる一発

 エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)の敵地インディアンス戦に「3番・DH」で3試合ぶりに先発出場し、第1打席と第2打席で2打席連続本塁打を放った。1試合2発は自身メジャー初。打球のデータで見ても、どちらも衝撃的な一発となった。

 初回1死一塁で迎えた第1打席では、1ストライクから右腕クレビンジャーの96マイル(約154キロ)の速球を捉えた。高々と舞い上がった打球はレフトフライかと思われたが、グングンと伸びてレフトスタンドに到達。MLB公式サイトの解析システム「スタットキャスト」によると、打球速度は102.6マイル(約165.1キロ)。発射角度は36度ながら、飛距離374フィート(約114メートル)を叩き出し、スタンドインした。

 そして、2発目は打った瞬間にそれとわかる一発。1点ビハインドで迎えた3回1死走者なしでフルカウントから失投を見逃さず、94マイル(約151キロ)の速球を完璧に捉えた。右中間スタンドへの飛距離443フィート(約135メートル)の特大同点弾。打球速度は110.7マイル(約178.2キロ)という圧巻の一発だった。

 メジャー1年目での2桁本塁打は日本人7人目。敵地では初の本塁打で、1試合2本塁打も自身メジャー初となった。

(Full-Count編集部)

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