18歳の勝股が世界選手権初勝利 新球シュートにも手応え「次につなげたい」
ボツワナ戦で3回40球無失点、初回は「少し緊張気味」も好投
18歳の勝俣美咲投手(ビッグカメラ高崎)が世界選手権初勝利を挙げた。
世界女子ソフトボール選手権予選リーグ2日目、B組の日本は成田市のナスパ・スタジアムでボツワナと対戦。20-0で2試合連続コールド勝ちした。世界選手権初先発の勝股は打線の大爆発にも助けられ、3回40球2安打5奪三振無失点で勝ち投手になった。
「少し緊張気味」(宇津木麗華監督)と初回いきなり連打でピンチを招いた勝俣。しかし、3番のボノロ・モレッフェからライズボールを決め球に空振り三振を奪い、落ち着いた。
昨年は高校3年ながら、東アジアカップMVP。速球派右腕のスーパー高校生と騒がれ、順調に成長してきた。大量点の援護もあって、2回以降は新球のシュートも試し、右打者に有効なことも確認した。「点を取ってくれて、自分のピッチングに集中できた。いい流れで次にいける。いい形の緊張感にして、次につなげたい」と初々しかった。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)