大谷がにじませた自負 二刀流調整“本格化”で打撃も復活「自分らしいリズム」
打者専念よりも二刀流調整「そっちの方が自分らしいリズム」
6月に右肘靭帯損傷が発覚後、投手としての活躍は一時封印中。現在は指名打者としての役割に専念している。ただ、大谷は二刀流から打者専念への調整の違いについて質問されると、二刀流としてのプライドをにじませた。
「どちらかと言うと、キャッチボールも始まって、どんどんピッチャーの調整も入ってきている。そっちの方が自分らしいリズムかなと思っています」
すでに水原一平通訳を相手に70球以上のキャッチボールを行うなど、投手としての復帰準備を進めている。二刀流調整こそがマイペースという自負を語っている。そして、投手としての実戦復帰へ向けて次のステップは「ブルペンに入って、立ち(投げ)からだと思いますが、そこがクリアできれば、技術的な部分に入っていけると思う」と語った。
故障後、初のブルペンも視野に入り始めた。充実の笑顔でヒーローインタビューを締めくくった大谷は二刀流復活に静かな自信を湛えているようだった。
(Full-Count編集部)