大谷翔平のベースボールカードは1110万!? 米専門家「10万ドルを超える」
サイン入りレアカードが8月27日から9月13日までオークションにかけられる
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地インディアンス戦に「3番・DH」で2試合連続でスタメン出場し4打数無安打に終わった。チームもサイ・ヤング賞右腕のクルーバーに0-3の完封負けを喫した。それでもここまで打率.266、11本塁打28打点の活躍を見せる二刀流のベースボールカードが1枚約1110万円という衝撃的な価格を記録する可能性が高いことが明らかになった。
3日(同4日)のインディアンス戦をロサンゼルスで中継したテレビ局「FOXスポーツ・ウェスト」では試合前に大谷の衝撃的なお宝カードの存在を特集した。
現在クリーブランドでは「ナショナル・スポーツ・コレクターズ・コンベンション」が開かれ、野球ファンやベースボールカードの収集家が5万人詰めかけているという。そして、番組のゲストで登場したベケット・メディアマーケティングのテッド・バーカー氏は輝く1枚のカードを手にしていた。
それはマウンド上で躍動感溢れる投球を見せる大谷のルーキーカードのサイン入りのお宝物で、大手トップス社の「ボウマン・ルーキー・スーパーファクター・オートグラフ・カード」。その中に存在する唯一のカードだという。
「これは今年トップス社がプロデュースしたカードで最も価値が高いものなんです」とバーカー氏は説明した。8月27日から9月13日までオークションにかけられることが決まったが、「10万ドル(約1110万)を超えるでしょう」とバーカー氏は断言していた。
カリフォルニア州サクラメント在住の男性が幸運にもこのお宝カードを引き当てたという。そこでベケット社に連絡を取り、オークションにかけられることが決まった。
「その人はこの日、カリフォルニアで最も興奮していた男性でしょう」とバーカー氏は笑顔で振り返った。MVP2回を受賞しているエンゼルスの同僚マイク・トラウト外野手の同種のカードは40万ドル(約4440万円)で取引されたという中、すでに1000万円オーバーが確定的の二刀流のカードはどこまで値を伸ばすのだろうか。
(Full-Count編集部)