打者は山田哲人、投手はジョンソン セイバー目線で選ぶ7月のセ月間MVP

広島のクリス・ジョンソン【写真:荒川祐史】
広島のクリス・ジョンソン【写真:荒川祐史】

ウィーランドの候補入りは打者成績も勘案?

◯7月月間MVP セ・リーグ投手部門

ジョンソン(広島東洋カープ)

登板4 4勝0敗 防御率2.03
FIP2.11 奪三振27 被本塁打0 RSAA5.57(すべてリーグ1位)
奪三振率9.11 WHIP1.13 被打率.216 QS率75%

 候補選手は7名ですが、そのうち6人が外国人投手。日本でも稀な酷暑の中で優秀な成績を収めることのできる優秀助っ人投手が候補に挙がっています。そんな中、DeNAのウィーランドが候補に挙がっているのですが、7月の成績は2勝はしているものの

防御率 5.84 WHIP1.50 被打率.284 QS率25%

と投手としての成績は芳しいものではありませんでした。しかし

打率.375 本塁打1 出塁率.500 長打率.875 OPS1.375

 と、規定打席未満ではありますが、OPSでは同僚の桑原(1.128)やソト(1.008)を凌ぐ打撃成績を残しています。もしかしたらこの成績も加味されてのリストアップだったのではないでしょうか。

月間4勝、セイバーメトリクス数値も優秀なジョンソンが最右翼

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