日本がプエルトリコに6回コールド勝利 宇津木監督「安心して見ていられた」
上野は5回9K無失点、山本は満塁アーチ
第16回世界女子ソフトボール選手権は10日、第9日が行われ、7戦全勝で予選リーグB組1位通過を果たした日本は、6勝1敗でA組2位のプエルトリコと対戦し、7-0と6回コールド勝ちした。11日に行われる決勝トーナメント2回戦で宿敵アメリカと全勝対決に臨む。
ZOZOマリンスタジアムで行われた決勝トーナメント1回戦。日本は先発の上野由岐子(ビックカメラ高崎)が5回9奪三振無失点と好投すると、打っては2回に山本優(ビックカメラ高崎)が満塁弾で強打のプエルトリコを一蹴。7-0の6回コールドでの勝利に、宇津木麗華監督は「安心して見ていられた。日本開催で最初は(プレッシャーを)心配したが、ストーリーができているみたい。若い選手に、この大会でいい経験をさせ、自信を持たせたい」と話した。
日本は11日午後7時からアメリカと今大会初対決する。7戦全勝でA組を1位通過したアメリカは、この日オーストラリアと対戦。左腕アボットが3回まで9者連続三振を含む18奪三振で、2安打1失点と完投し、3-1で8戦全勝としていた。
事実上の決勝戦とも言える日本対アメリカの一戦。投打に優れた両チームの戦いぶりに注目だ。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)