田中将大、3被弾含む6失点で約4か月ぶり黒星 7連勝で止まり、10勝目お預け
3敗目で防御率は4点台に悪化、ヤンキースは救援陣も打ち込まれて大敗
ヤンキースの田中将大投手は10日(日本時間11日)、本拠地レンジャーズ戦に先発し、5回0/3を投げて3被弾を含む6安打6失点2奪三振3四球でKOされた。ヤンキースは7-12で敗れ、田中は4月17日(同18日)のマーリンズ戦以来、約4か月ぶりの黒星で今季3敗目(9勝)。自身8連勝はならず、デビューから5年連続での2桁勝利となる10勝目はお預けとなった。
田中は初回、1死からオドルに四球を与えるも無失点。2回は3者凡退。3回は2死から秋信守に中前打を許したが、オドルを左飛に打ち取った。
しかし、4回は先頭アンドラスに右前打を許すと、続くベルトレには外角低めへのスライダーを右中間に運ばれて、2ランで先制点を献上。1死後、グスマンにはスプリットを右翼スタンドに運ばれた。5回には、2者連続四球などで1死一、三塁とし、アンドラスには低めへの直球をライト線に運ばれ、2点二塁打で追加点を許した。
ヤンキース打線はその裏にガードナーのソロ弾で反撃を開始したが、田中は6回先頭のグズマンに2本目のソロ弾を浴びて6失点。ここでKOとなった。ヤンキースは救援陣も失点を重ねて完敗した。
田中は4月17日(同18日)のマーリンズ戦を最後に負けなしで、故障者リスト(DL)入りしていた時期も含めて4か月黒星がなかったが、自身の連勝は7でストップ。10勝目もお預けとなった。この日は96球を投げてストライクは64球。防御率は4.08と再び4点台に悪化した。
(Full-Count編集部)