日本がカナダを破り、決勝でアメリカと再戦 宇津木監督「今日は上野で勝負」
ダブルヘッダーで連投を示唆、「上野の413球」再びか…
2大会ぶりの世界一へ、日本が実力を示した。第16回世界女子ソフトボール選手権は12日、ZOZOマリンスタジアムで3位決定戦が行われ、日本はカナダに3-0で勝利。敗者復活でアメリカとの決勝に駒を進め、優勝への望みをつないだ。
先発を務めた上野由岐子(ビックカメラ高崎)は7回完封で6勝目。防御率は依然0.00で、今大会は無失点のままだ。打線は、初回に山崎早紀(トヨタ自動車)が右中間へ先制の適時三塁打。3回には2死から、山崎が苦手とするチェンジアップ投手カイラから左中間へランニング本塁打を放つなど2点を挙げた。
アメリカとの決勝は同日午後7時から開始。宇津木麗華監督は「今日は上野で勝負したい」と語り、2008年の北京五輪で金メダルを獲得した「上野の413球」同様、世界のエースがダブルヘッターで連投しそうだ。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)