大阪桐蔭・根尾のK奪取率は16%、沖学園は強打片鱗も…データで見る甲子園

高岡商・山田は6回以降に平均球速が約3キロアップ

◇高岡商 5-4 佐久長聖

○攻撃指標

【高岡商】
打率.290 OPS .823 wOBA 0.400 P/PA 3.51
O-swing% 20.6% (前試合 35.1%)
Z-swing% 62.7%(前試合 75.8%)
Z-contact% 92.9%(前試合 80.9%)

【佐久長聖】
打率.257 OPS .620 wOBA .304 P/PA 3.77 
O-swing% 25.4%(前試合 31.5%)
Z-swing% 65.8%(前試合 64.2%)
Z-contact% 84.0%(前試合 86.9%)  

○高岡商・山田龍星投手の各指標
打者39 投球数147 WHIP 1.33  
▼配給割合 
高め 32.0%
中 18.9%
低め 49.7%

2試合通算 WHIP 1.19 GO/AO 1.33

 点差は1点ですが、攻撃指標では高岡商がOPS.823、佐久長聖がOPS.620 と差が開いているという印象です。両チームとも初戦のO-swing%は30%台でしたが、この試合では20%に改善してきてました。特に、高岡商はZ-swing%も減少しており、佐久長聖の投手陣の球を慎重に見極めようとした姿勢が現れています。またZ-contact%も90%に上昇。試合序盤にヒットを重ねて先制し、リードを広げる理想的な展開に。終盤、佐久長聖に1点差まで迫られましたが、山田投手が終盤にかけて球速を上げたストレートで追撃を抑え、勝利を手にしました。

 なお、山田投手のストレート平均球速は5回までは133.6キロでしたが、6回以降は136.3キロと加速しました。そのストレートで12.5%の空振りを奪取しています。

近江・林のチェンジアップは空振り率51.7%

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