“師匠”イチローから「学んだ」ボーア、新天地で活躍誓う「どんな形でも貢献」
新天地では代打の“切り札“に「イチローたちから学んだ教訓をフィリーズで生かす」
マーリンズからフィリーズに移籍したジャスティン・ボーア内野手が、昨季までのチームメートで“師”と仰ぐイチロー外野手(現マリナーズ)を手本に控えとしての役割をこなすと地元メディアに明かしている。「NBCスポーツ・フィラデルフィア」が報じた。
ボーアは10日(日本時間11日)にフィリーズへのトレード移籍が発表された。フィリーズはナ・リーグ東地区でブレーブスと熾烈な優勝争いを繰り広げており、14日(同15日)時点で1.5ゲーム差の2位。地区制覇、プレーオフ進出のためにマーリンズの主砲を補強した。ボーアは今季打率.229ながら、19本塁打、54打点をマーク。フィリーズは一塁に主砲のカルロス・サンタナがいるため、ボーアは代打の切り札として起用される見込みだという。
「NBCスポーツ・フィラデルフィア」は「ジャスティン・ボーアがイチローたちから学んだ教訓をフィリーズでの新しい役割に生かす」とのタイトルで特集を掲載。記事では「ボーアはマイアミでスタメン出場していたが、ゲーブ・キャプラー監督によると、フィリーズは彼をベンチの“武器”として使うようである」とした上で、本人のコメントを紹介している。
「ここに来られてワクワクしている。ここの雰囲気は素晴らしい。彼らは良くコミュニケーションを取ってくれるし、僕の役割が何なのか教えてくれた。僕がここでしたいのは、チームの勝利に貢献することだ。それがベンチ選手としてだろうが、あちこちでプレーすることだろうが、チームが勝つために必要なことを全うする」