ダルビッシュが2度目の実戦形式で55球 指揮官「変化球の回転が素晴らしい」
負傷後最多となる3イニング55球を投げたダルビッシュ
右上腕三頭筋腱炎で故障者リスト(DL)入りしているカブスのダルビッシュ有投手が14日(日本時間15日)、本拠地シカゴで実戦形式の打撃練習に登板し、故障後最長となる3イニングで55球を投げた。MLB公式サイトが伝えている。
記事ではダルビッシュがチームメートのデビッド・ボートとビクター・カラティーニを相手に変化球を交え55球を投げ込み、復帰に向けて大きく前進したとレポート。カラティーニには一発を浴びたが、マドン監督は「彼は完全に集中しているように見え、間違いなく立ち向かっていた。本当に良く見えたし、ためらっていなかった。変化球の回転が素晴らしい」と順調な仕上がりだったと語ったという。
ダルビッシュは8日(同9日)にも実戦形式で登板して2イニング33球を投げており、今回が負傷後2度目のシミュレーションゲームの登板となった。カブスの球団社長テオ・エプスタイン氏も記事の中で「(前回と比べると)彼はただ自分の投球の感覚を取り戻そうとして特定のスポットに投げているのではなく、少しだがもっと立ち向かっていた。それこそリハビリ登板の前にたどり着きたい状態なんだ」と評価している。
また、MLB公式サイトは患部に異変がなければ次回登板はマイナーリーグでのリハビリ登板になる可能性があると伝えている。