MLB公式が選ぶ補殺動画にイチローの伝説プレー 米ファン納得「レーザー劇場」
メジャー1年目に見せた三塁へのダイレクト送球
これまで数々の伝説のプレーが生まれてきたメジャーリーグ。160キロを超える直球、驚異の身体能力を生かしたファインプレー……。中でも強肩を生かした補殺はいつの時代も見る者を魅了する。MLB公式ツイッターはこれまでにファンを驚愕させた補殺動画を公開。「レーザービーム」の言葉が誕生したイチローの伝説の送球も名を連ねた。
伝説のプレーはメジャー1年目となった2001年4月11日のアスレチックス戦で生まれた。イチローは同点の8回1死一塁で右前打を捕球すると、三塁へダイレクト送球。矢のような送球に抜群のコントロールで一走のテレンス・ロングをアウトにして見せた。実況は「レーザービームだ!」と絶叫。強肩を生かした補殺の名称「レーザービーム」が定着した。
いつまでも色褪せないイチローが見せた伝説のプレーにファンも歓喜の声を挙げている。
「あのイチローの送球はクレイジーだ」
「イチローは見ていてすごく楽しい選手だった」
「イチローがベストだ」
「あのイチローの送球はミサイルだ」
「イチローのレーザー送球」
「イチローは間違いなくミサイルだ」
「そのイチローの映像は象徴的だ」
「グレート・イチロー!」
「イチローの送球はレーザービームだ」
「レーザー劇場へようこそ!」
「ブラッド(ゲレーロ)の送球は他のどの送球よりも良い」
「セスペデス! 彼のグランドでの姿が恋しい」
「外野からの補殺は自分のお気に入りさ」
特集動画には、2014年にアスレチックスのヨエニス・セスペデスが見せた本塁へのノーバン送球、今年8月12日にアスレチックスのラモン・ロリアーノが左中間から一塁へダイレクト送球で併殺を奪ったプレーなども登場。ただ、17年前に生まれたイチローの伝説の「レーザービーム」は、今もファンの脳裏にしっかりと刻まれている。