下関国際の徹底した初球見送り、39球中37球振らず…データで見る甲子園

球種割合と球種別のZone%、空振り率、見逃し率
球種割合と球種別のZone%、空振り率、見逃し率

OPSで勝った木更津総合が興南を圧倒

◇木更津総合 7-0 興南

○攻撃指標

【木更津総合】
打率.353 OPS .950 wOBA 0.477 P/PA 3.35
O-swing% 3.2%(前試合 15.2%)
Z-swing% 64.6%(前試合 59.1%)
Z-contact% 96.2%(前試合 94.5%)

【興南】
打率.250 OPS .633 wOBA .295 P/PA 3.86
O-swing% 17.6%(前試合 17.3%)
Z-swing% 74.7%(前試合 77.1%)
Z-contact% 92.9%(前試合 92.6%)

○木更津総合・野尻幸輝投手の各指標
打者31 投球数122 WHIP 1.64
ストレート平均球速134.9キロ 最高140キロ
◆配給割合
高め 53.3%
中 13.9%
低め 32.8%

2試合通算 WHIP 1.40 GO/AO 1.05

 OPS.950と.633の差が、そのまま点差としてスコアに表れたような試合となりました。

 この試合で特筆すべき指標は、木更津総合のO-swing%。初戦も10%台と選球眼の良さは表れていたのですが、興南戦ではたったの3.2%。興南の投手陣がストライクとボールがはっきりとわかるようなピッチングであったことも一因なのでしょうが、それにしても、ここまでの選球眼であれば打者有利なカウントに持ち込み、ヒットを量産することも可能だったわけです。

MLBレイズを思わせる日大三の継投策

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