ヤクルトは原のプロ初完封で2位浮上、中日松坂は5勝目 …セ16日はこうなった

中日・松坂大輔【写真:荒川祐史】
中日・松坂大輔【写真:荒川祐史】

中日の平田は史上68人目のサイクル安打を達成

 プロ野球セ・リーグは16日、全3試合が行われた。

 阪神は首位・広島に3-2で競り勝ち4カード連続勝ち越しを決めた。同点の8回に代打・大山が中前適時打を放ち勝ち越しに成功。9回に守護神・ドリスが危険球で退場するアクシデントがあったが、能見が好救援を見せプロ初セーブをマークした。広島はフランスアが自らのエラーでピンチを招くなど誤算だった。マジックは「32」のまま。

 ヤクルトは投打がかみ合い7-0で巨人に勝利し2位に浮上した。初回に雄平の2点タイムリーで先制すると、4回には原、青木、山田哲のタイムリーで4点を奪いリードを広げた。先発の原はプロ初の完封勝利を飾り4勝目を挙げた。巨人は投打に精彩を欠き3位に転落した。

 中日は平田が史上68人目、73度目となるサイクル安打を達成するなど打線が爆発し11-5でDeNAに完勝。投げては先発の松坂が2本のホームランを浴びたが6回3失点の好投を見せ5勝目をマーク。DeNAは先発の京山が制球を乱し3回4失点で降板するなど誤算だった。

【15日終了時点】
1広島 60勝39敗2分 M32
2巨人 52勝54敗2分 11.5
3ヤクルト 48勝51敗1分 0.5
4阪神 46勝50敗1分 0.5
5DeNA 45勝55敗2分 3.0
6中日 46勝59敗1分 1.5

【16日終了時点】
→1広島 60勝40敗2分 M32
↑2ヤクルト 49勝51敗1分 11.0
↓3巨人 52勝55敗2分 0.5
→4阪神 47勝50敗1分 0.0
→5DeNA 45勝56敗2分 4.0
→6中日 47勝59敗1分 0.5

(Full-Count編集部)

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