乱闘騒ぎで“顔面パンチ“のドジャース・プイグ、2試合の出場停止処分に
アクーニャに死球で退場のウレーニャは6試合出場停止
メジャーリーグ機構(MLB)は、14日(日本時間15日)の本拠地ジャイアンツ戦で乱闘騒ぎを起こしたドジャースのヤシエル・プイグ外野手に2試合の出場停止処分を科したと発表した。
プイグはこの試合、7回の打席で左腕ワトソンのチェンジアップをフルスイングするも、捉えきれずファウルに。悔しそうにバットを持ちかえて打席を外した後、ハンドリーから声をかけられて激昂し、左手で胸を突いた。ここから両軍入り乱れる大乱闘に。ドジャースのロンバルド一塁コーチがハンドリーを抑えたが、興奮したプイグが同コーチの背中越しにハンドリーの顔面にパンチする場面もあった。
この乱闘でプイグ、ハンドリーの2人が退場となっていたが、プイグは試合後に「良い球を打ち損ねてしまったので、少し苛ついてしまった。彼が『文句を言うな。打席に戻れ』と言ってきた。彼が自分に何をすべきか言ってきたのが気に入らなかった」と説明していた。
また、MLBはマーリンズのホセ・ウレーニャ投手に6試合の出場停止処分を科したことも発表。ウレーニャは15日(同16日)のブレーブス戦の初回に先頭アクーニャの左肘に97.5マイル(約157キロ)の死球を当て、退場処分に。超有望株のアクーニャは前日まで3試合連続の先頭打者弾を放ち、球団新記録の6試合連続本塁打もかかる一戦だった。この死球で両軍がフィールド上でにらみ合い、一触即発の雰囲気となっていた。