オリックスに多い「野手」から「投手」への転向 育成・張奕は常識を覆せるか
“仰木マジック”で萩原氏、今村氏も投手転向
同じくオリックスでプレーした萩原淳氏、今村文昭氏が野手から投手に転向。萩原氏は野手時代に1軍での出場は7試合だったが、投手転向後は02年から5年連続で30試合以上に登板。プロ通算270試合に登板し、13勝15敗15セーブ、防御率4.91という成績を残している。
今村氏も投手転向1年目の01年に初勝利を挙げるなど、プロ通算3勝をマークした。ちなみに嘉勢氏、萩原氏、今村氏は、野茂英雄氏やイチロー選手を育てた“仰木マジック”でお馴染みの仰木彬氏が監督時代に、野手から投手に転向している。
オリックスには過去に野手から投手に転向して成功した例がある。張選手は2軍で結果を残し、支配下選手契約を勝ち取れるか。そして来年以降は1軍のマウンドに立つことができるか、今後のアピールに注目していきたい。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)