時速130キロで垂直落下の高速カーブ MLB右腕の魔球に悶絶「切れ味バツグン」
フィリーズ右腕のノラ、今季はすでに14勝
フィリーズの25歳右腕アーロン・ノラ投手の高速カーブが大きな話題を呼んでいる。17日(日本時間18日)の本拠地メッツ戦で投じた1球に、ファンから「エゲツなーーーーーーい」「アウチ!」と驚きの声が上がった。
問題の場面は、フィリーズが3点をリードする4回表にやってきた。先頭から2連続ヒットで無死一、二塁。打席に迎えたのは、一発の可能性があるマイケル・コンフォルト外野手だった。マウンド上のノラがカウント1-2と追い込んだ後、4球目に投じたのは80.6マイル(約130キロ)の高速カーブ。ストライクゾーンのど真ん中から垂直落下するボールに、コンフォルトが振りだしたバットはかすりもせず。見事空振り三振に仕留めて見せた。
この1球を球団公式ツイッターが動画入りで紹介すると、ファンからは“魔球”とも言える高速カーブに悶絶の声が上がった。
「エゲツなーーーーーーい」
「アウチ!」
「アーロン・ノラと対戦するとわかっていたら、自分はラインナップに名を連ねたくはないな」
「ノラの変化球は本当にえげつないし、切れ味バツグン」
「まるでウィッフルボールを投げてるみたいだ」
2014年ドラフト1巡目(全体7位)でフィリーズ入りした右腕は、平均93マイル(約150キロ)前後の速球と85マイル(約137キロ)前後のチェンジアップ、そして78マイル(約126キロ)前後のカーブを武器とする。メジャー4年目の今季はすでにキャリアハイとなる14勝(3敗)を挙げ、フィリーズ快進撃に大貢献。魔球カーブで三振の山を築き、プレーオフ進出に弾みをつけたい。