ヤクルト2位死守 バレンティンが30号2ラン 虎は岩田の危険球退場響く
阪神は9回無死満塁のチャンス作るも、無得点に終わる
■ヤクルト 8-5 阪神(19日・神宮)
ヤクルトが2位の座を死守した。19日、本拠地・神宮球場での阪神戦。初回にバレンティンが30号2ランを放って先制すると、相手先発・岩田の危険球退場もあって3回までに大量7点を奪ってリードを広げ、逃げ切った。
初回、バレンティンがリーグ最速で大台に到達する30号2ランを放って先制。2回に西浦の8号ソロで1点を加えると、3回には4得点。先頭の青木への頭部死球で岩田が危険球退場処分となると、2番手の岡本を攻め立てて4点を奪った。
先発の石川は6回まで2失点と好投していたが、7回に阪神打線につかまると、内野ゴロの間に1点を失い降板。代わった風張が北條、ロサリオに適時打を許し、点差を詰められた。9回には守護神石山が無死満塁の大ピンチをしのぎ、なんとか逃げ切った。
阪神は危険球退場となった岩田が誤算。2回までに二発を浴びて3点を失うと、3回先頭の青木の頭部をかすめる死球で退場となり、代わった岡本がつかまった。終盤追い上げ、9回には無死満塁と逆転の好機を作ったが、ロサリオが三邪飛、鳥谷が最悪の二ゴロ併殺に倒れた。
(Full-Count編集部)