ダルビッシュ、1A登板で緊急降板 MRI検査へ「自分に対して落胆しています」
今シーズンの復帰目指し「絶対帰ってくる強い気持ち」
右上腕三頭筋腱炎で故障者リスト(DL)入りしているカブスのダルビッシュ有投手が19日(日本時間20日)、1Aサウスベンドでのリハビリ登板を行ったが1回を投げ終えた後に異変を訴え緊急降板した。MLB公式サイトが伝えている。
ダルビッシュは初回。安打と四球で2死一、二塁のピンチを招いたが三振に打ち取り無失点で切り抜けたが、2回のマウンドに上がり投球練習を終えた際にベンチに何らかの異変を訴え緊急降板となった。
また、サウスベンド・カブスの球団公式ツイッターは試合後のインタビューを受けるダルビッシュの動画を公開。最後の打者を三振に打ち取った場面は「95マイル(約153キロ)ですごく納得した球を投げられて、何も違和感なかったし、すごく良かったなと思っていた」と手応えを掴んでいた様子。
だが、2回の投球練習で違和感を感じ「そのまま投げ続けてしまって悪くなったら、今日はちょっと…」と降板を申し出た。自らMRI検査を受けることを球団に伝えたダルビッシュは「世界中で自分が一番、自分に落胆しています。絶対帰ってくる強い気持ちでやっていきます」と語っていた。
(Full-Count編集部)