東京Dに村田兆治氏&落合博満氏が登場 ロッテ誕生50周年記念試合
村田氏は始球式も行い「たくさんの人に愛されるチームに」
■ロッテ – 西武(21日・東京ドーム)
レジェンドの登場に東京ドームが沸いた。21日に行われたロッテ対西武戦前に、「マサカリ投法」で通算215勝をあげた村田兆治氏と、3冠王3度の落合博満元中日監督のOB2人が登場。野球殿堂入りの2人は試合前に行われた「50thセレモニー」に参加した。
今年はロッテがプロ野球に参入して区切りの50年目。1969年に誕生した「ロッテオリオンズ」の当時の本拠地は東京スタジアム。この日の試合は東京への“凱旋”記念として「LOTTE50th」のロゴ入りピンストライブユニホームやメモリアル応援フラッグが来場者に配布されるなど、イベント目白押しでドームに駆けつけたファンを喜ばせた。
「満員になるでしょうし、是非いい試合をしたい」と語っていた井口監督。オープンカーに乗って場内を一周してファンの歓呼に応えた村田氏は始球式にも登場。マサカリ投法にドームがどよめく中でボールを投じた。「新しい歴史を作ってたくさんの人に愛されるチームに」と村田氏が言えば、落合氏は「40年前にロッテオリオンズに3位指名してもらえなければ、今日ここに立っていなかった。野球に一瞬、一瞬、悔いを残さないように。それがお客さんに感動を与える」と3冠王らしいスピーチを行った。