ツインズ左翼手、驚異の162キロ豪快バックホーム 米メディア「なんて送球」
矢のような送球でアウト、捕手の“トリックプレー”にも称賛の声
ツインズのエディ・ロザリオ外野手が100マイル(約161キロ)超の豪快スローを披露した。23日(日本時間24日)、本拠地アスレチック戦で見せたバックホームが100.6マイル(約162キロ)を計測したことをMLB公式データ解析システム「スタットキャスト」のツイッターが動画付きで伝えている。
まさにレーザービームと呼ぶに相応しい送球だった。ツインズの2点リードで迎えた5回2死一、二塁の場面。アスレチックスのセミエンが放った打球は左前に弾んだ。二塁走者のオルソンは一気にホームを狙ったが、左翼手ロザリオは猛チャージで捕球すると、本塁へ矢のような送球。アウトに仕留めた。相手指揮官はチャレンジを申告したが、判定は変わらずアウトとなった。
同ツイッターは「オルソンをアウトにする送球で100マイルの仲間入りをした」との文言を添え動画を公開。ロザリオの送球が100.6マイル(約162キロ)を計測し、自己最速だったことも伝えている。
この試合を中継した「FOXスポーツ・ノース」の実況は「間に合いました! なんという送球でしょう、ロザリオ!」と興奮気味に語ると、解説を務めたOBのロイ・スモーリー氏も「ロザリオの素晴らしい送球、(捕手)ガーバーの素晴らしいタッチ」と称賛。ボールが到達する直前まで動かず、走者を騙したガーバーの”トリックプレー”も高く評価された。この試合を6-4で制したツインズにとって、ビッグプレーの1つとなった。