大谷翔平の“眼力”に感服!? 被弾バーランダーが称賛「良く見極めていた」
通算201勝のサイ・ヤング賞右腕もビックリ「並外れたパワー」
エンゼルスの大谷翔平投手が25日(日本時間26日)、本拠地アストロズ戦に「4番・DH」でスタメン出場し、4回の第2打席にサイ・ヤング賞右腕ジャスティン・バーランダーから中越え14号2ランを放った。第1打席にも右翼線へ二塁打を放った大谷の打撃を、打たれたバーランダーが賞賛している。アストロズの球団公式サイトが伝えている。
4点を追う4回無死一塁。大谷はバーランダーの初球、高めに抜けたチェンジアップを捉えた。19日(同20日)レンジャーズ戦で放った代打ホームラン以来、5試合ぶりとなる14号2ラン。バックスクリーンに吸い込まれるように消えていった一発を、この日メジャー通算201勝目を挙げたバーランダーは「並外れたパワーだ」と絶賛したという。
昨年8月にアストロズ移籍してから、160キロ近い剛速球を武器に攻める、かつての投球スタイルを取り戻した右腕。メジャー屈指のスライダーも持つが、最近は「もっとチェンジアップを自分のレパートリーに加えられるよう努めてきた」という。そのチェンジアップを初球に投じたが、大谷にいとも簡単に仕留められた。
「チェンジアップを投げたが、彼は非常に良く見極めていた。投げる瞬間にチェンジアップだって分かって、アジャストできたんだろう。並外れたパワーだよ」
6回無死一塁の第3打席では、スライダー2球で追い込み、3球目の高め直球で空振り三振に仕留めたのはさすがだったが、メジャー屈指の右腕は大谷への賛辞を惜しまなかった。
大谷とバーランダーはこれまで3試合で対戦。対戦成績は10打数3安打、1本塁打、3三振となった。同地区同士ということもあり、今後も名勝負が期待できそうだ。
(Full-Count編集部)