モラレスが7試合連続ホームラン メジャー最長記録に王手「とてもうれしい」
最近10戦で打率5割、8本塁打、15打点の活躍
ブルージェイズのケンドリス・モラレス選手が26日(日本時間27日)、本拠地フィリーズ戦で7試合連続ホームランを記録した。これでメジャー最長記録タイまで、あと1試合に迫った。
5点を追う3回2死三塁で打席に立つと、フィリーズ先発ベラスケスが投じた2球目速球をフルスイング。右翼席に飛び込んだ打球は今季21号、7試合連続ホームランとなった。
今季メジャーではカージナルスのマット・カーペンターが6試合連続アーチを架けていたが、モラレスはこれを抜いた。7試合連続はブルージェイズの球団新記録。メジャー最長記録は、1993年のケン・グリフィーJr.、1987年のドン・マッティングリー、1956年のデール・ロングが記録した8試合連続で、大記録に王手をかけた。
両打ちのモラレスは、これで10試合連続安打とし、この間は34打数17安打の打率5割、8本塁打、15打点と大暴れ。球団公式サイトによると、モラレスは通訳を介し「心の中ではとてもうれしい」としながらも、チームの敗戦を悔しがったという。またジョン・ギボンズ監督は「かなり感心させられること。(厳しく攻められる中でも)まだ打てる球を見つけられるのが驚き。どれだけ大変なことか、誰も分からないだろう」と驚きを隠せなかったそうだ。
キューバ出身35歳はメジャー記録に並び、超すことができるだろうか。