二塁走者が二ゴロで一気に生還する神走塁が話題 「教えてできることでは…」
二塁からホームへの到達スピードが球団史上2番目の5.99を記録したベイダー
カージナルスのハリソン・ベイダー外野手が26日(日本時間27日)、敵地ロッキーズ戦で驚異の俊足を見せつけた。二塁からホームへの到達スピードが球団史上2番目の5.99秒を記録したことをMLB公式ツイッター「スタッツ・オブ・ザ・デイ」が伝えている。
驚愕のスピードが記録されたのは初回2死満塁の場面だった。カージナルスのガンバ―が放った打球は高く跳ねる二塁へのゴロ。三塁走者のジョーコは悠々とホームインしたが、間髪入れず二塁走者のベイダーも二塁手・ルメーヒューの隙をつき生還した。
同ツイッターは「ベイダーは5.99秒で二塁からホームイン。カージナルス史上2番目に速い記録だ(2015年のトミー・ファムが5.94秒)」とコメントを添え、ベイダーの韋駄天ぶりを称賛している。
また、この試合を中継した「FOXスポーツ・ミッドウエスト」の実況も平凡な二ゴロで2点目のホームを踏んだベイダーを「なんというプレーをやってのけるのでしょう」と絶叫。解説を務めたジム・エドモンズ氏も「彼をラインナップに入れたときにこうやってチームに貢献してくれるのです。教えてできることではありませんよ」と称賛していた。