大谷翔平、今後は左腕相手に出場機会増加 指揮官「数多くの打席に立つ」
相手先発が左腕の場合はベンチスタートが多かった大谷
エンゼルスのマイク・ソーシア監督は膝の手術によるアルバート・プホルズ内野手の今季絶望に伴い、大谷翔平投手を左腕相手にも積極的に先発登用する方針を明らかにした。MLB公式サイトが報じている。
大谷はは31日(日本時間9月1日)、敵地アストロズ戦で相手はルーキー左腕フラムバー・バルデスだったが、「6番・DH」でスタメン出場。第2打席で三塁内野安打を放つなど3打数1安打で打率を.276とした。
「ショウヘイは左腕投手相手にも数多くの打席に立つことになると思う。もっと評価することができるだろう」
記事によると、ソーシア監督はこう語ったという。指名打者として右腕相手に打率3割以上、15本塁打を誇る大谷だが、左腕相手に打率は1割台。明確な課題となっていた。
これまでは膝に古傷を抱えていたプホルスを一塁守備の負担を緩和させるために、指名打者として起用することもあったソーシア監督だが、プホルスが離脱。左腕相手に先発起用されることが多かったマルテが控えから正一塁に昇格したために、大谷は左腕相手に打席に立つ機会を増やすことになるという。
「彼は左腕相手に60打席しか立っていない。それは多すぎる数字ではない。キャリアで前進するにつれ、彼はもっとバランスの良い打者になるだろう。しかし、今は左腕への適応が最も努力しなければいけない部分だ」
すでに右投手相手にはアストロズのジャスティン・バーランダー投手、インディアンスのコーリー・クルーバー投手というサイ・ヤング賞受賞の名手から巨大なホームランを放っている大谷。左腕相手に打席に立ち、適応が完了すれば、打者としてメジャーでも圧倒する成績を残すかもしれない。
(Full-Count編集部)