甲子園が沸騰 41歳の阪神福留が大激走、長打で一気にダイヤモンド1周し逆転
左中間への二塁打→送球間に三塁進塁→相手失策で本塁生還
■阪神 – DeNA(1日・甲子園)
阪神の福留孝介外野手が1日のでDeNA戦(甲子園)で大激走を披露し、ファンを熱狂させた。
2-3で迎えた5回、糸原の四球と北條の左前打で無死一、三塁の好機で打席に立った福留は、DeNAの先発・京山から左中間を破る一打を放った。糸原は楽々と生還。北條も快足を飛ばして本塁へ突入。中継プレーに入ったDeNAの遊撃手・大和の本塁への送球は一塁側にそれ、捕手・伊藤も捕球できずに弾いた打球は一塁ベンチ方向へ転々……。
その隙を突いて二塁を蹴って三塁へ向かっていた福留は、こぼれたボールの行方を見るや三塁をまわり、そのまま本塁までも陥れた。公式記録は左中間への二塁打、三塁進塁は送球間、本塁生還は相手の失策だったが、41歳の福留がみせた全速力のダイヤモンド1周で、チームは逆転に成功。甲子園は沸きに沸いた。
(Full-Count編集部)