大谷、右肘再負傷後の圧巻アーチにファン騒然「何て天才」「ヤブ医者だ」
豪快ムーンショットに誤診を疑う声も「怪我してないじゃないか」
エンゼルス大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地レンジャーズ戦に「3番・DH」でスタメン出場し、2試合連続となる17号アーチをかけた。日本人のメジャー1年目では松井秀喜氏(ヤンキース)の16本を抜き、城島健司氏(マリナーズ)が持つ18本の最多記録にあと1本と迫る単独2位とした。この日の試合前に新たな右肘靭帯損傷発覚でトミー・ジョン手術を勧められたことを球団が発表したばかりだが、圧巻の一撃に地元ファンは「ベーブ・ルースの上だ」「人間じゃない」「ヤブ医者だ。彼は怪我してないじゃないか」「何てビーストだ」と驚嘆している。
肘の故障の影響を微塵も感じさせない“ムーンショット”だった。
5点リードの5回先頭で迎えた第3打席。レンジャーズ2番手のビベンス=ダークスが投じた初球速球をフルスイングで捉えると、大きな打球は右翼席に飛び込む17号ソロとなった。
右肘手術を受けるとなれば、投手としての長期離脱は必死。打者としてもしばらく戦線離脱を余儀なくされるだけに、メジャーファンは悲しみの声を上げていた。だが、そんな周囲の反応をよそに、二刀流のスーパースターは規格外のパワーと強靭な精神力を見せつけた。
故障を微塵も感じさせない豪快な一撃に、地元ファンはツイッター上で大興奮だった。
「オオタニは肘を怪我しているのにホームラン? どういうこと?」
「ショウヘイ・オオタニはベーブ・ルースの上だ」
「新人王だ! ベーブ・オオタニ」
「ショウヘイ・オオタニはトミー・ジョン手術が必要だというニュース速報が入ってきた数時間後にホームランだなんて。間違いなくどうかしてる、彼は非常に素晴らしい!」
「ショウヘイ・オオタニの仕事ぶりには感嘆するしかない」
「オオタニは現実の存在なのか? 何て天才だ」
「ヤブ医者だ。彼は怪我してないじゃないか」
「何てビーストだ」
肘の故障で誰よりも落胆しているはずの大谷だが、試合中の打席にはまったく影響を与えないプロフェッショナリズムに、地元ファンは脱帽するしかない様子だった。
(Full-Count編集部)