田中将大、8回3安打10K零封の快投で11勝目 “お得意様”マリナーズに7勝無敗
13打者連続凡退も記録し自身2連勝、またもマリナーズを制圧
ヤンキースの田中将大投手は7日(日本時間8日)、敵地マリナーズ戦に先発し、8回3安打無失点10奪三振無四球と快投。自身2連勝で今季11勝目(5敗)を挙げた。過去7試合登板で6勝無敗、防御率2.34と“お得意様“にしていたマリナーズをまたしても制圧。対戦成績は7勝無敗となった。ヤンキースは4-0で勝利した。
田中は初回、ハニガーを三ゴロ、セグラを左直と簡単に2アウトを奪う。カノにはレフト前ヒットを許したものの、クルーズはスプリットで空振り三振。無失点に抑えた。
ヤンキースは2回にトーレスの2ランで先制。3回にもマカッチェンの移籍後初ホームランとなる2ランで追加点を奪う。
援護をもらった田中は完璧な投球を続ける。2回はスパンを二ゴロ、ヒーリーを遊ゴロ、シーガーを中直と3者凡退。3回はズニーノを空振り三振、ゴードン、ハニガーを二ゴロに仕留める。
4回はセグラを空振り三振、カノを遊ゴロ、クルーズを左飛。さらに、5回はスパンを見逃し三振、ヒーリーを左飛、シーガーを二ゴロと13打者連続凡退とつけ入るスキを与えない。
6回、田中は先頭ズニーノにスプリットを左翼線に運ばれ、二塁打で久々の走者を出す。しかし、ゴードンはスプリット、ハニガーはスライダーで空振り三振。セグラは不運な遊撃内野安打となるも、カノはスライダーで空振り三振に仕留めた。
7回もクルーズを遊ゴロ、スパンを見逃し三振、ヒーリーを空振り三振と3者凡退。8回は先頭シーガーに3ボールとしながら、最後はフルカウントから直球で空振り三振。ズニーノを3ボールとしながら、直球で二ゴロに打ち取った。最後はゴードンを一ゴロに仕留めて無失点。ここでお役御免となった。
102球を投げてストライクは74球。完璧な投球で防御率は3.61となった。ヤンキースは9回をロバートソンが抑えて、田中が11勝目を挙げた。