韓国プロ野球の強打者が“ノールック背面バット投げ” 全米を驚かせる!?

韓国NCダイノスのパク・ソクミン【写真:Getty Images】
韓国NCダイノスのパク・ソクミン【写真:Getty Images】

3割30発の強打者の並外れた“バット愛”

 MLB公式動画サイトの「Cut4」が、韓国プロ野球(KBO)のスラッガー、パク・ソクミン(NCダイノス)が演じた“ノールック背面バット投げ”を動画つき記事で配信した。

 パクは、9日のロッテ・ジャイアンツ戦で、外角球を見事に右中間に流し打ったが、フォロースルーではスイングの勢いで1回転しながら、背中でバットを放り投げる珍パフォーマンスを披露。「Cut4」では、「言葉にすると表現が難しいパフォーマンスで、記事でも「彼の(スイングの)フォロースルーは見事な体の回転とノールックでのバット投げを伴った。これは必見のプレーだ。言葉では十分に表現できない」と、動画を添えて紹介した。

 33歳のパクは、1試合9打点の韓国プロ野球記録を持ち、2016年には3割、30発、100打点をクリアした韓国有数の強打者。バットを大事にすることでも知られ、記事ではほかに2つの動画を掲載。1つは、本塁打を打った後、バットを持ったまま走り、おもむろにコーチャーに渡してからベースを1周する動画。2つ目は、雨で試合が中断した際、パクがバットが濡れないようにバスタオルに包んで担ぎながら試合再開を待っている動画だ。

 王貞治さんやイチローなど、日本の強打者もバットを大切にすることで知られているが、パクの“バット愛”には野球の本場・米国もびっくりした様子。記事は、「この強打者と彼のバットの間に存在する、これほどまでの強固な絆を目の当たりにするのは、素晴らしいことだ」と結ばれている。

【動画】韓国屈指のスラッガーが見せた「言葉では十分に表現できない」パフォーマンス

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