鷹・東浜、長期遠征の初戦で先発 楽天を警戒「相手もプロ。順位は関係ない」
11日から8試合の遠征「しっかり流れをつないでいきたい」
■楽天 – ソフトバンク(11日・楽天生命パーク)
ソフトバンクの東浜巨が11日の楽天戦に先発する。チームはオリックスに連勝して9月に入っても5勝2敗と好調。東浜は「しっかり流れをつないでいきたい」と気合も十分だ。
8月に1軍に復帰してからは4試合で2勝0敗。8月28日のロッテ戦では勝ち星こそつかなかったものの、5回1/3を1失点と投球は安定している。それでも東浜は「チームの状態が良くて勝ちをつけてもらっているだけで、個人としてはまだまだ見直す余地はあります」という。
首位・西武と4ゲーム差という中で、8試合に及ぶ遠征の頭を任される。東浜は「長い遠征と言っても、野手や中継ぎの皆さんの方が大変。順位が確定しているわけじゃないので、少しでも上を目指していくために、しっかりと足元を見ながらやるだけですね。追うよりも追われる方がプレッシャーの度合いが違うと思います」と、いつもどおりに自分が任された試合で全力を尽くす。
仙台での登板は今季初となるが「マウンドは低めだと思うし、球場そのものも独特の雰囲気があります」と語る。楽天は最下位に沈んでいるが「相手もプロ。順位は関係ないです。今は若手も出ていて勢いがあるし、不用意にいくとガンガン振ってくるので気をつけたい」と警戒していた。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)